Perfume パフューム ぱふゅーむ テクノポップ

Sweet Refrain〜12,000回転にロックオン

Sweet Refrain のPVは摩訶不思議、ストレンジな絵柄でした。

 

「都市伝説の女」のエンディングでは長澤まさみさん、溝端淳平さん、竹中直人さんがperfumeダンスを披露していました。(竹中直人さんのダンスは独創的でした)。

 

Cosmic Explorer に収録されている Sweet Refrain は、ワインディングロードを走り続ける映像が浮かびました。しかも常に12,000rpmです。

 

1分間に1万2千回転するエンジンってどんなもの?この回転数は十分にレッドゾーンでしょう。

 

私の知っているエンジンは、V型4サイクル250ccエンジンで、レッドゾーンは12,500rpm〜です。400ccのV型4サイクルエンジンのレッドゾーンは14,500rpm〜16,500rpmです。日常的に目にする車で、回転数が普通に1万2千回転毎分のエンジンを搭載するものはないと思います。

 

V型250ccエンジンは、3〜4速で制限速度を走ると回転数は2,000〜3,000rpmくらいです。それ以上の回転数にすると警察に捕まります。

 

日常的にもストレスなく走れるのですが、能力の5分の1以下で走り続けると、エンジンがヘタります。月に1度程度に10,000rpmを超える回転数で走ってあげる必要があります? それでも、高速道路でさえも、3〜4速で目いっぱい回転数を上げると、覆面パトカーに捕まります。

 

1985年はつくばの科学万博のときで、牛久駅と荒川沖駅の間に臨時の新駅ができ、連結バスで科学万博会場まで旅客輸送をしていました。

 

新駅と科学万博会場までの道は連結バスのために新たに整備されましたが、田んぼと畑の中の一本道で、学園西大通り南端から新駅手前までの約3キロメートルには信号も街灯もひとつもありませんでした。そこを1速のまま法定速度で走ると、タコメーターは12,000rpmオーバーになります。エンジンはヴゥーンという低音で振動し、車体は騒音の鬼となりました。

 

道路が次第に整備されて信号が出来始めるまで、法定速度を守りつつレッドゾーンで走るということを続けました。

 

軽やかに「1万2千回転」と歌っていますが、普通でないエンジンの使い方をしないと、1万2千回転は出ないんじゃないのかなぁ。